若い栗

若い栗
 暑い日が続きます。雨も適当に降って、栗の生長は順調です。あと一月で
早生は食べられるでしょう。 Kさん、お子さん連れて、栗拾いに来てください。
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偽空の作り方

 本物の写真?を出来る限り、処理を行い、空を平坦にし、自分が最終的に仕上げる
目標の空の明るさ、色調より少し暗くします。たとえば目標がRGBで45:50:55だとする
と、43:48:53くらいでしょうか。これは平坦にした空の一番明るいところです。したがっ
てそれ以下の暗い空がムラとしてあるはずです。
 Photoshopで偽空を作るには、本物の画像の全体をコピーした後、新規で新しい画面
を開くと同じサイズの白い画面が出てきます。これをトーンカーブで好みの色に作り変え
ます。ここの場合は45:50:55になります。このまま入れ替えたのでは、あまりにべったり
で不自然です。そこでノイズを入れます。[フィルター]→[ノイズ]→[ノイズを加える] を選
んで行きます。最後は、[均等に分布] か [ガウス分布] かですが、その差はあまりな
いようです。適当に加えてみてください。そのままでは、ぶつぶつとしたシャープなノイズ
ですから、次に同じく [フィルター]→[ぼかし(ガウス)]を選択して、ノイズをぼかします。
似せるには先の本物の空を拡大して比べます。ノイズ量とぼかし量で本物に近づけま
しょう。
 最後に入れ替えです。[イメージ]のところにある[演算]の[比較(明)]を使って、空を入
れ替えます。演算により、新しいレイヤーが出来ます。そのレイヤーをコピーして、RGB
それぞれに貼り付ければ完成です。こうすることにより、周辺減光や周辺減光に伴う色
むらな
ども一掃出来ます。
 銀河団のように明るいところが局在した画像では、比較的簡単に出来ますが、淡く広
がった、星雲などに対しては、最初の平坦化を十分にしておかないと、淡い部分や微
恒星が消えてしまいます。あくまでも補助的な手法です。
 最後はフェアーかアンフェアーかの判断ですが、所詮空といっても、地球に起因した
イレギュラーです。宇宙の空(バックグラウンド)は、可視的にはゼロです。まぁ、個人の
判断です。

シリーズ・通勤スケッチ

 KY博士は大学の4年以来、毎日毎日、真空フランジを絞めてきました。真空
フランジは、複数のネジを同じ強さで絞めなくてはいけません。すべて思いっきり
絞めてもバラツキガあれば漏れてしまいます。そのため、トルクレンチという工具
を使うのが普通なのですが、15年も絞め続けると、そんなもの必要なくなり、人
間トルクレンチになってしまいます。それが、部下が出来たりして、自分でネジ
絞め出来なくなった時と、天文開始が一致しています。偶然かもしれませんが。
 当時の機材は今から見ると、とてもプアーで、自分で改造は当たり前。私のガ
イドマウントは自作でした。結局、ネジ絞め人生の延長です。
 最近は、撮影にいけませんね。忙しいのと天気悪いのと体力低下。ではと、
天体写真の代わりに、通勤時に観測です。考現学というほどのもんでもないの
ですが、単なる、エロオヤジかも知れません。
 それで、今朝の観測です。 水野晴朗さんのように「いやぁ、観測ってほんっとう
にいいもんですね~」

 鼻筋がしっかりした顔立ち、きめの細かい白い肌、全体に色を控えた化粧です
が、目の回りだけは強いイメージでしっかりとアイライン。自分を生かす化粧を心
得ています。髪は後ろに束ねて、淡いヘージュのリボンで。ボトムはGーンズです。
上は綿ローンのかすかに透ける生地で、淡いビンクに小さな花柄。ラッバ状に開
いた袖とおしりが隠れる長さの裾には3センチほどのちょっと濃い目のピンクのレ
ースの飾り。肩は大きく左右に開いてます。夏ですね。なっなっなんと、その肩か
らのぞくブラひもは先のトップと同じがら。ひもだけとりかえたのでしょうが、これは
いいですね。左手薬指にはちゃんとリングが。若奥さんですかね。そうなら、旦那
は超幸せ男です。120点の若奥さんでした。そうそうバックもオフピンク系で、マッ
チしたものでした。

シリーズ・通勤スケッチ

 小田急から目をつけていた、お嬢さん。薄いデニムの生地でミニのワンピース。髪は明る
い茶で、肩よりちょっと長いくらいのワンレンです。夏なのに日焼けしていない透明な肌が
素敵です。ピアスは、大きさの違った下に行くほど大きな三つの真珠が風鈴のようにゆれ
て、涼しさを誘います。もちろん真珠は偽物でしょうが、そんなことはどうでもいいくらい、か
わいい。デニムの短い袖つきワンピースは、前のボタン。上はワイルドなデザインですが、
腰のベルトから下は三段になったかわいいデザイン。そのアンバランスが妙に落ちつきま
す。ミニの丈は本当にミニ。もちろん生足で、お決まりの白の紐のサンダル。サンダルもぺ
ったんこなのですが、長い足にマッチング、足の長さを強調します。ペデュキュアは肌色に
近い控えめな金色なのもいい。白のバックもベストで、ここまでは120点、いや200点お嬢
さん。
 そのお嬢さん、東西線まで一緒で、なんと早稲田で降りたではありませんか?早稲田の
学生だぁ、これなら慶応に勝てる、東大卒の菊川怜よりいいじゃん。
 ところが、地下鉄の階段を上がっていくとき、ミニなのになぜかまったく無防備。なんと、な
んと、ミニの下は同じくデニムのホットパンツでした。一気にマイナス200点。これでは慶応ど
ころか東大にも勝てません。

天体写真 空の色

 天体写真のバックの色は何色なのでしょうかね? 私的には、緑青なのです。
これは、銀塩時代の名残です。ネガは空の色の調整はある程度できますが、ポジ
は、もうそのままです。ポジ原稿をフォトコンに出すのですから、もう調整のしようが
ありません。ポジをスキャナーで読んで、画像処理などずっと後の時代です。
 そのポジで撮ると、バックは光害かぶりで、緑青色になります。
 最近のデジタル、特に冷却CCDの方の作品を拝見しますと、50:50:50のように
ほぼグレーが多いですね。これは撮影データというより、そのように調整されている
のでしょう。また、完全にフラット、ノイズすらないというのも見受けます。これはもう
合成された空ですね。私も時々合成空は使います。でもちゃんとそれらしきノイズ
を入れますから、自分でもどっちだったかわからなくなります。記憶が確かなら、
GALLERY-3のバラは本物の空?、M84,86は合成空です。

遠征中止

 天候が思わしくありません。まぁ、曇りならまだいいのですが、雷の可能性
もあり、中止しました。さすがに雷には歯が立ちません。望遠鏡立ててるとい
うことは避雷針を挙げているようなもの。一度、望遠鏡の落雷被害にあっている
者には、今日のような天気はトラウマです。
 来週に期待です。

シリーズ・通勤スケッチ

通勤中のスケッチをシリーズで連載します。といってもまったく不定期で、しかも
いつの間にやらやめるかもしれません。、 

 昨日のお嬢さん。帰り、新宿小田急で大きなスーツケースを引っぱって入ってき
ました。海外からの帰りでしょう。特に美人と言うわけではないのですが、なんとな
く色香が。新百合ヶ丘辺りで、左手の薬指のリングを右手に。ふふ~ん。彼氏と行
ったな!家族に内緒で。それでリングを右手に。町田辺りで、彼女首を撫でたので
すね。襟がはだけました。その瞬間を見逃しません。首の下肩胛骨あたりのキスマ
ーク。もう確実、言い逃れできません。家族には女友達と行ったとでも言っているの
でしょう。私は海老名で降りましたが、彼女、私の代わりに座りました。

遠征準備

アワーズ

 明日から遠征の予定です。午前中はテニスで、当然汗びっちょり。昼飯として、
冷やしうどんをかき込んで、シャワーも浴びずに、洗車です。遠征前には、洗車し
ないと。普段は乗っていませんから、砂埃で、前が見えません。洗車に4時半ま
でかかりました。ワックスもかけてピッカピッカ。
 体の水分が抜けたところで、缶チューハイ。おつまみは豆と水羊羹、くず桜。
甘いおつまみなんて、甘党の博士は平気です。

偶然の幸せ

 水の分子は、酸素と水素から出来ていますが、その結合角は104.5度です。
これは量子論的にこの角度が安定であると説明されますが、間違いです。
これが少しずれて、120度とか90度だったら、氷は水より重くなるかもしれませ
ん。そうなると、我々生命は地球には存在していません。氷は海の底にどんど
んたまり、地球上のほとんどは氷で閉ざされるでしょう。解けても表面だけです。
こんな状態では生命など、まぁそれはあっても文明など存在しません。ですから、
水の分子の結合角が104.5度が安定など、議論する我々がいないのです。105
度付近であることが、我々がここに存在している理由です。
 同じように、パソコンもそうです。パソコンはSi半導体の塊です。Siも固体のほ
うが、液体のSiより軽いのです。もし、これが逆に重かったら、これほどの性能
半導体が、安く大量に作られることはないはずです。
 ほとんどの固体と液体の重さの関係は、水と氷、Siとは逆です。 ビックバン
の時、全ての性質や物理法則が決まりますが、氷は水より軽く、Siの固体は
液体より軽い性質が偶然に与えられた幸せに、感謝、感謝です。
 また、多くの友や仲間に偶然に会えたこと、その友の一人が発展して私の妻
になったことにも感謝です。
 ただ、淀川長治さんのように、私は嫌な人に会ったことがない、と言えるほど
人生の達人でないことが、悔しい。

藤
 藤の花が一つ咲きました。その近くにもうひとつツボミがあります。今年はこの
二輪でしょう。この藤は車庫の日よけ、風除け、雨よけに植えたものです。藤は
去年の弦に花を咲かせます。しかし、車庫の目的を外して、大きくすることはで
きません。それで、毎年何回も弦を切ってしまいます。それで、花はほとんど咲
きません。

長いなぁ

 私が、天体写真を撮り始めたのは、ハレー彗星が去った直後です。それを
見るために初めて望遠鏡を買ったのですが、天体写真、面白そうから始めて
しまいました。したがって、かれこれ20年越えになります。その間に多くの方が
天体写真から、去って行きました。いや本人は止めたつもりはない、休んでい
るだけだとおっしゃるだけかもしれません。今まと違って、netがあるわけでもな
く、天文雑誌のフォトコンが唯一の接点の方もいらっしゃいます。
 清水盛通さん、どうされていますか? 清水義定さん、時には天体写真撮って
いますか?

座頭市

旅をするのもひとり
眠るのもひとり
食事をするのもひとり
戦うのもひとり
   誰かに助けてもらったことはない
   誰かを助けようとも思わない
   誰かといても、いつも、ひとりぼっち

今度の座頭市は綾瀬はるかさんです。何か天体写真に通じるものを感じませんか?
でも、それでは寂し過ぎます。

徒然なるままに・・・

 アマチュア天体写真ってなんだろうと時々思います。これが一般写真なら、風景でも
スナップでも、まずそこにいなければならないという大前提があります。構図と写真の
イロハを学んだ人には、アマチュアもプロもその場に遭遇したというチャンスがその作
品の質を左右するでしょう。たとえば、春霞に沈む奈良の街、しかもその春霞はその下
にある桜でピンクに染まり、お寺の五重塔のみが霞の上に出たとします。もうこれだけ
で傑作です。アマチュアに比べて、プロはこのチャンスをじっと待つのが仕事なので、
その確率は高いし、プロアマの差は大きいかも知れません。私も旅行のついでではろく
な写真が撮れません。
 天体写真の場合はどうでしょうか。確かに雲がない、透明度が高い、シーイングが安
定している、など条件は様々ですが、先の奈良の霞よりは確率は遥かに高いでしょう。
今年ダメなら、来年も必ずチャンスは廻ってきます。
 したがって、同じ対象を、日は替わっても、月は替わっても何人かの人が撮影すること
になります。そこで、出来栄えの優劣を競います。機材も様々です。競うことは趣味とし
て当然のことです。ピアノでも、水泳でも競います。プロのピアニストとか、オリンピック
級の選手は当然ですが、それとかけ離れたレベルの人達でも競わなくては向上しませ
ん。人と比べない、競わない趣味は、皆無ではありませんが、すぐには思いつかないく
らいです。
 天体写真の場合、往々にして機材のクオリティーの占める割合が高いのも事実です。
次から次へと新しい機材を買える恵まれた人は少数です。大部分の人はどうすればモ
チベーションを維持しながら趣味として続けられるか、答えはわかりません。
 雑誌のフォトコンは張り合いのひとつでしょう。これは、天体雑誌でも、写真雑誌でも同
じですね。私も天体写真を始めたころは、それこそフォトコン至上主義でした。仕事が終っ
て、富士山に直行、1コマ撮って、そのまま仕事に直行などもやりました。当時フォトコン
誌上で競っていた人、今でも天文やっている人はいるのでしょうか?
 私がハレー彗星のころから今まで、続けられたのは、途中で、アウトドアに転向したか
らではないかと思います。一時フォトコンから締め出されていたのも一因ですが。その分、
荷物は増えました。コールマンのストーブ、鍋、フライパン、ケトルなど。最近、焼き芋用の
鋳物のオーブンも追加されました。もちろん暖かく寝るためのグッズも充実です。いい写
真が撮れたら、フォトコンに出してみるか、といったところです。そうですね、アウトドアは
競うことが少ない、数少ない趣味なのかもしれません。 でも、おいしい食事作りは競い
ますね。
   取りとめもない話でした。

追)  天体写真に対し、いい加減に取り組んでいるわけではありません。自分よりいい
作品がwebや雑誌で見つかると、悔しいですから、それ以上の写真を撮るにはどうしたら
いいか、夜も寝ないで昼寝して考えます。といっても、撮影の工夫としては画角とか構図
くらいしかないのも確かですが。私のH/Pの写真のM101は微妙にセンターを外れていた
り、M81 、82には余分なNGC3077が写っていたり、私なりのこだわりがあります。でもそ
れでフォトコン採用を勝ち取れるほど甘くありませんが。

地球に生まれてよかった

ビール

 また午前中はテニスで、お決まりのコース。泡も出ないくらいに冷やした
ビール。もちろんコップも冷やしてGO。地球に生まれてよかった。火星じゃ
寒すぎてビールも凍ります。.

本当に梅雨明け???

 スカッとしませんね。曇ってるし・・・湿度はそのままだし・・・
梅雨末期の大雨もなくあけましたね。梅雨前線の北上であけたのでは
なく、なんとなく。それは、北と南の気団の境目があいまいだということ
でしょう。
 そんな夏は・・・台風は迷走するし、天文的には高層の雲が取れず期
待薄かな?今年はヤスデが少なく、夏は晴れると予想したのですが、外
れかな?まぁ、月が小さくなり、我々が動き始めるにはまだ時間があり
ます。それまでに天文的梅雨明け期待。
    開雲祈願、悪雲退散

天体写真画像処理のルール

 画像処理なしの天体写真は、今や存在しません。たとえ銀塩で撮っても
スキャナーで読んで画像処理を行うのは当たり前です。いや、もっとさか
のぼれば、フイルム自体もエッジ強調等の画像処理を内蔵しています。
 アマチュアの場合、何をやってもOKです。M101の散光星雲だけハッブル
の写真から失敬したってOKです。もちろんちゃんと言えばです。
 私の画像処理には自分なりのルールがあります。もちろん100%守れてる
訳ではありませんが、極力注意しています。私のルールというかこだわりは、
明るさの序列を変えないことです。γ曲線はグニャグニャにはなりますが、序
列は変えません。したがって、アンシャープマスク等のマスク処理は原則使
いません。マスク処理はエッジ強調となり、部分的な明るさの序列の逆転で
す。まぁこのルールですとどうしても人の作品より見栄えがしなくなりますから、
100%守っていないというのは正直なところではあります。

アカネ

駐輪場
 まだ梅雨も明けていないのに、アカネが飛んでいます。写真は仕事場の前の駐輪場
ですが、べたっとした塗装のため、アカネが池と間違えて卵を産みに来ます。ちょっと残酷です。

ガイド用シフト接眼部o

シフト接眼部

 KY博士のガイド鏡接眼部です。接眼部といってもアイピースがつくわけではなくここにに
ガイド用CCDヘッドがつきます。ヘッドの取り付けはTマウントのテーパーリングです。差し
込みより位置の再現性がよく、ST-4の時代からの取り付け法です。

 1コマ撮影が終わると、ガイドを継続したまま、マイクロメーターで50μmほどヘッドを動か
します。ガイド星は当然ずれますが、10秒もしないうちに修正して安定したガイドを再開しま
す。ガイド鏡と主鏡の機械的な位置関係は変わりませんから、主鏡につけられたカメラ上の
画像はずれることになります。これがKY博士の画素ずらし方法です。7月11日の画像はこ
のようにして撮られたものです。
 このマイクロメーターXYステージがない場合は、いったんガイドを中断して、望遠鏡を少し
動かし、またガイド星を選択、ガイドを行わなくてはなりません。非常に煩雑です。

冷奴

冷奴

 今は夕立ですが、午前中は今年一番の暑さじゃなかったかなぁ。そんな中
テニスです。暑かった。足が思うように動かない。
 帰りにお決まりの、缶チューハイを一缶買って、今日は冷奴。厚手の器に氷
を入れて、冷えた奴、たまりません。奴の下にはしその葉と上には山椒の葉。
ほのかな香りが、涼しさを誘います。

画素ずらし

画素ずらし

 私は、撮影のとき一こま一こまガイド星を少しづつずらしています。コンポジット合成の時
にはもちろん星を基準に位置を調整しています。写真の左はそのようにして合成したもの
のホンの一部です。右は星であわせることなく、画像のアドレスだけで加算平均したもの
です。ガイド星をずらさなかったら、星は一つになるはずです。ともに同じ処理でコントラス
トはかなり上げています。
 思ったほど差はありませんが、左の方が空は滑らかです。これは画素の感度的な個性
が位置がずれることにより平均化されたためです。右は同じ画素で加算平均はされますが、
画素間の個性はそのままです。以前のEOS20Dの時にはもっと差があったのですが、1DⅢ
は優秀ですね。

地上の楽園

地上の楽園

 新月期なのに梅雨空で出かけられず。午前中は、蒸し暑い中、テニス。
帰りに、カンチューハイを一缶買って、水も飲まずにシャワー、それから
ついに氷をたっぷり入れたチューハイ。おつまみは辛目の柿ピー。ピーナ
ツは多分中国産だが気にしない。まさに地上の楽園だぁ・・・
おつまみの器は砥部焼き梅山窯です。

冷却カラーCCDは難しいⅡ

そのまま


 上は、カメラ内のRGB信号をそのままダイレクトに印刷用RGB信号に変換したものです。
勿論、ダイナミックレンジは調整してあります。
 冷却CCDはここからのスタートと思って間違いないでしょう。それと同時に、カメラ任せで、
ここからきれいな画像となって出てくるのですから、カメラ内の処理ソフトがいかに複雑なこ
とをしているかがわかります。
 ワンショット天体カメラは、確かに撮影時は楽かも知れませんが、あとはそう簡単ではな
いようですね。でも、カメラ内で可能なのですから不可能でないのも確かです。

冷却カラーCCDは難しい

現像比較



 デジカメの現像ソフトによる、画像の違いです。左はステライメージ6です。右は
PhotoshopCS3によるものです。カメラはEOSですが、天文改造しているので、一
般写真では色ずれを起こしています。現像したものを白丸の中が同じ色になるよ
うにカラーバランスだけで調整してみました。
 ごらんのように、ステラ6では全体に緑かぶりが生じています。これは白丸の中
の緑を調整したため、全体の緑が強くなってしまったからです。また全体的に彩
度が不足しています。右は、天文改造したカメラのため、色に関してはまだまだ
不満ですが、それでも、かなりまともです。ステラ現像も部分部分では、右のイ
メージに近づけることは出来ますが、全体をバランスよく、まともな色調、コントラス
ト、彩度に仕上げるにはかなり努力を要します。
 この原因はこのコーナーでも何度か述べた、ピクセルの色漏れ、色濁りです。客
観的な測定に基づく色濁りのデータが、PSには行っているのでしょう。Canonの指
定ソフトで現像しても、CS3とほとんど同じ画像が得られます。また、この色にごり
を、まったく現像に考慮してないと思われるRAPでは彩度の低い画像しかえられま
せんが、そもそもRAPはそれが目的ではないので議論の外です。
 こういった事実を知らずにバラ星雲を天文用ソフトで現像すると、輝度の高いとこ
ろはピンク、水色になってしまいます。またM45も水色です。観賞用の天体写真とし
てどちらがいいかは別の話です。
 このことは、冷却カラーCCDも画像として仕上げるにはかなりの努力が要求され
ることを示唆しています。冷却カラーCCDといえどもとチップは天文用に作られたも
のではなく色濁りは同じようにあるでしょう。しかもマイナーなソフトで処理をするし
かなく、そこには色濁りのデータはまったく反映されていませんから、自分でそれを
作らなくてはなりません。色の強度に関係なく、色漏れが一定なら、各ポイントで3
元連立をとけばいいのですが・・・どうも、そんな単純ではないようです。色漏れ率が
強度で変わってきます。主観的に、自分の好みの色の写真のすることなら、そんな
に苦労はないとは思いますが、輪投げツールは駆使することになります。

Nikon D700

 出ましたね。実売20万円代の後半。赤外フィルター外し加工を入れても
30万ちょい超え。天体イチデジ派の強力なツールになるか?
 EOS1DⅢより、長焦点に向いているでしょう。 冷却CCDとイチデジの比
較・・・どちらが天体写真撮影に向いているか?・・・ケースバイケースという
ことですが、 いずれにしても、このクラスにでないと、冷却CCDと比較できま
せん。
 NikonD3は微恒星が消えるという噂がありますが、このD700はどうでしょ
うか?・・・まぁ、天体改造してダメならまた、元に戻せるので、気楽に試して
欲しいですね。
 でも、私は使いません。性能というより、フルサイズはミラーボックスの懐が
狭く(狭いというより、チップがでかい)、けられがあり、私の光学系ではフル
サイズが活かきれません。フルサイズイチデジは、けられのない、写真レンズ
でこそ、そのサイズが活かせるでしょう。ヨンニッパなどが、理想の形になり
ますが、価格は理想とは程遠くなります。 ただD700では前述のように微恒
星の問題は未確認です。 
プロフィール

KY博士

Author:KY博士
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